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40ftハイキュービックコンテナ入荷

デンマークで買い付けた家具や雑貨はコンテナで送られてきます。今回はHapag-Lloid(ハパクロイド)ですが、デンマークで一番大きな会社がやっているコンテナ会社MEASK(メアスク)で来ることもあります。コンテナの中にはぎっしりと家具が詰め込まれていてコンテナの扉を開けるときには注意が必要です。コンテナには250~300本の家具が入っています。もちろん大きなものから小さなものまで含めてです。これらの家具を丁寧におろしていきます。秋冬はいいですが夏は大変です、扇風機でコンテナの奥まで空気を送り込みながら作業しないと酸欠になります。大体男子5人、女子3人合計8人くらいで約2時間で下せます。ただしおろしながらうまく指示をして分類整理していかないと足の踏み場もなくなります。箱モノやデスク、ダイニングテーブルは脚を外してきますので地面に直接置かないように角材を敷いた上に並べていきます。1コンテナを外に下ろし積めるものは上に積んでいくと大体30坪くらいのスペースに収まります。コンテナの中は天井までぎっしりと家具が積み上げられています。下ろすのも大変ですが、積むのも大変です。

買い付けた商品が梱包されコンテナに積まれ船に乗って神戸港に到着するまでに約30日かかります。大体1回の買い付けは10日から14日くらいかかります。まずデンマークに行き家具の買い付けを済ませ、その後でもう一カ国まわります。その時々で立ち寄る国は変えますがドイツ、スウェーデン、フィンランド、オランダ、イタリア、フランスが多いです。
この10年でおそらく60回以上海外に買い付けに行っています(見本市も含む)。ですから日本に帰って来るまでに買い付けた家具は船積されている場合が多いです。現地で買い付けた気に入った家具が無事神戸に到着しコンテナから下ろして倉庫に並べるとホットします。やはり何があるかわからないので到着するまでは不安です。なんせ1点ものが多いので。

当たり前の話ですがデンマークのユーズド家具は新しく作ることはできません。デンマークにあるものを買付けてくる以外に方法はありません。また行けばいつでもあるとは限りませんし、欲しい物があるとも限りません。なので日本に十分在庫を持っていても(今でもたぶん1,000本は下りません)どんどん買い足していかなければなりません。在庫は増えていきますがその分自信を持って販売できます。時々過去に輸入した家具の写真を見ていると自分でもびっくりするぐらいの量を輸入販売してきました。やはり自分で買い付けてきた家具ですから写真を見ると一つずつはっきりと覚えています。これはあそこで買ったとか、なかなか値段の折り合いがつかなかったとか。不思議なもので売れてほしくない家具ほど売れてしまいます。そうするとまた家具が欲しくなってデンマークまで買い付けに行ってしまうのです。

倉庫に並べてある家具は定期的に磨きます。そんなに汚れるわけではないのですが、少し埃がたまるとつい磨いてしまいます。倉庫から店に持っていく時に磨きますから別に必要はないのですが、倉庫に並んでいる時でも店に置いてある様に整然と並べたいのです。きれいな状態で並べていると家具を丁寧に扱うようになります。

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